玉陵 東の御番所 世界遺産第三弾

yuu-shin

2010年12月06日 11:00

以前の記事で世界遺産の「今帰仁城跡」「斉場御嶽」をアップしましたが、

今回は世界遺産第三弾!! 「玉陵(たまうどぅん)」をアップします



那覇市、首里城の隣、首里高校の裏側にあります。

「国指定 史跡、重要文化財」なんですね~



入口、スロープもあるので車椅子でも大丈夫です。




「玉陵奉円館」 チケット売り場です。入場料は大人¥300

地下に展示室があり、古写真等が見れますよ~







先に展示物を見てから、、奥に進みます。。




すると右側に石積みが見え、正面奥に建物が見えてきました、、


石積みの奥にお墓があります。が、、この時は写真撮ってません

ちなみに、、玉陵の説明 

 「玉陵は1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために

  築かれ第二尚氏王統の陵墓となりました。 ~中略~

  沖縄戦で大きな被害を受けましたが、1974年から約3年余りの

  歳月をかけ修復工事行われ往時の姿を取り戻した。」



この前の「浦添ようどれ」と同じでお墓です。



で!今回のメインは、、 「東の御番所(あがりのうばんじゅ)」です!

この建物は平成14年に復元完成。施工図等を書きました。

(一般開放は数年後だったはず、、)



西面




北西面




説明板


一部抜粋

「東の御番所は、法事の折りには国王の控所として使用されました。

 ~中略~ 発掘調査を行ったところ、柱を支えた礎石や建物の

 周囲に巡らされた石敷き、便所跡などの発見されました。

 遺構や古写真などを元に分析し復元しました。」      




室内

王様のお葬式って盛大だったんだろうな~




この写真に写ってる分だと、、建具だけ杉材、それ以外は全てチャーギ材(犬槇)です。

この時はいいチャーギが入ったのできれいです。



裏座、土間

ここだと、、壁貫と建具だけ杉です。



小屋組見上げ

ここは天井板を張ってないので小屋組が見れます。

木造の見せ場ってこういう所ですよね~

チャーギがきれいですね~

改めて見ると、、、タイコ梁の掛け方が、、

もうちょいの所が、、反省・・(写真では見えませんが、、)



便所

床下に石積みでウ〇チを溜める所があります。



廊下からお墓が見えます。

この建物は遺構保護の為に元地盤より45㎝かさ上げして建てたので、、

昔はここまで見えなかっただろうな~



外部、屋根、谷部の納まり

ここは難しいんですよね~



北東面



完成して8年。。綺麗に手入れされています。

一部、雨戸の一筋敷居材があばれていたり、戸袋の楔がゆるくなってたり、、

ひどくならないうちに補修してほしいな~。



よ~し!今度はどこ行こうかな~

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