玉陵 東の御番所 世界遺産第三弾
以前の記事で世界遺産の
「今帰仁城跡」と
「斉場御嶽」をアップしましたが、
今回は世界遺産第三弾!!
「玉陵(たまうどぅん)」をアップします
那覇市、首里城の隣、首里高校の裏側にあります。
「国指定 史跡、重要文化財」なんですね~
入口、スロープもあるので車椅子でも大丈夫です。
「玉陵奉円館」 チケット売り場です。入場料は大人¥300
地下に展示室があり、古写真等が見れますよ~
先に展示物を見てから、、奥に進みます。。
すると右側に石積みが見え、正面奥に建物が見えてきました、、
石積みの奥にお墓があります。が、、この時は写真撮ってません
ちなみに、、
玉陵の説明
「玉陵は1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために
築かれ第二尚氏王統の陵墓となりました。 ~中略~
沖縄戦で大きな被害を受けましたが、1974年から約3年余りの
歳月をかけ修復工事行われ往時の姿を取り戻した。」
この前の「浦添ようどれ」と同じでお墓です。
で!今回のメインは、、
「東の御番所(あがりのうばんじゅ)」です!
この建物は平成14年に復元完成。施工図等を書きました。
(一般開放は数年後だったはず、、)
西面
北西面
説明板
一部抜粋
「東の御番所は、法事の折りには国王の控所として使用されました。
~中略~ 発掘調査を行ったところ、柱を支えた礎石や建物の
周囲に巡らされた石敷き、便所跡などの発見されました。
遺構や古写真などを元に分析し復元しました。」
室内
王様のお葬式って盛大だったんだろうな~
この写真に写ってる分だと、、建具だけ杉材、それ以外は全てチャーギ材(犬槇)です。
この時はいいチャーギが入ったのできれいです。
裏座、土間
ここだと、、壁貫と建具だけ杉です。
小屋組見上げ
ここは天井板を張ってないので小屋組が見れます。
木造の見せ場ってこういう所ですよね~
チャーギがきれいですね~
改めて見ると、、、タイコ梁の掛け方が、、
もうちょいの所が、、反省・・(写真では見えませんが、、)
便所
床下に石積みでウ〇チを溜める所があります。
廊下からお墓が見えます。
この建物は遺構保護の為に元地盤より45㎝かさ上げして建てたので、、
昔はここまで見えなかっただろうな~
外部、屋根、谷部の納まり
ここは難しいんですよね~
北東面
完成して8年。。綺麗に手入れされています。
一部、雨戸の一筋敷居材があばれていたり、戸袋の楔がゆるくなってたり、、
ひどくならないうちに補修してほしいな~。
よ~し!今度はどこ行こうかな~
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