今帰仁城跡（古宇利殿内）　世界遺産第一弾

先日、金城Ｍ棟梁と名護へ行ったついでに「今帰仁城跡」に行ってきました！


去年来た時より出店が増えてる～


今回何故「今帰仁城跡」に来たかと言うと、、、

これ　↓　を見に来ました！


「古宇利殿内（フイドゥンチ）」　火の神の石が祀られています。

去年、復元の設計をしたのですが、監理はやらなかったので

完成したのを見てなかったので。。。


古写真と遺構を元に設計したけど、、、

どんなかね～、石積みの高さ、開口、屋根の形状、バランス。

古写真


復元

（ちょっとアングル違うけど。。。）

う～ん、、いいんじゃない！　棟の長さ、瓦の枚数、開口のバランス、

よくできました！（自分で言うなってか）



これまでは遺構発掘にともないトンブロックとコンクリート上屋で仮設置でした


場内整備計画の関係で元あった場所から少しずらして復元しています。

しかし、遺構で残っていた積石は再利用しています！



神聖な場所の多くは「サンゴ敷き」です。


手を合わせて入りましょう。


木材は犬槇（チャーギ）を使用しています。



丸垂木は皮むき丸太のチャーギが理想だったけどな～

丸く加工してるし、、、

（チャーギで、この太さの皮むき丸太を手配するのは実際難しいか。。）


赤瓦はもちろん手作り瓦！

ちょっと漆喰の仕上げが、、、、


現在は外から丸見えですが、囲い石積みの周辺に植栽を植えれば雰囲気が良くなります。


こういう復元の仕事が増えるといいな～



せっかく来たので、場内（有料）にも行ってみよう

「世界遺産」です！


階段を上がっていくと、、、

これが犬槇（チャーギ）です


見晴らし抜群！！


「古宇利殿内」の小屋組みは、場内の「火の神の祠」を参考事例としました


しかしこんな小さな石をよく積んだな～（地震は大丈夫なのか？）



場内を見た帰りに、、トイレへ、、

開放的だね～


この日は暑かったので、、、

アセロラシャーベット


金城Ｍ棟梁！今度はどこに見学行きましょうか？